頚片腕症候群
パソコンでキーを打ち続ける方や、流れ作業で上肢を使う方に多く見られます。
変形性頚椎症
頚・肩・腕の痛みや手足のしびれが初発症状として多いです。手指の巧緻運動障害や歩行不安定などが徐々に進行します。
頚椎椎間板ヘルニア
急激な片側の頚・肩・腕の痛みで発症します。頚が痛くて動かせず、放散痛が増強することがあります。神経根症状が多いです。
寝違え
朝起きた時に頚が痛くて、回せなくなります。椎間板ヘルニアと似ていますが、自然に軽快します。椎間関節の障害が考えられます。
むち打ち損傷 頚椎捻挫
明らかな骨関節変化のない外傷後に、頑固な頚・肩・腕の痛みを訴えることがあります。めまい、耳鳴り、吐き気などが伴うこともあります。
頚椎後縦靭帯骨化症
症状は頚部脊椎症と類似していますが、脊髄圧迫症状を起こす傾向がより強いです。
胸郭出口症候群
なで肩の女性に多く見られます。肩の外転挙上などで上肢のしびれや霊感などを訴えることがあります。
炎症性斜頚
幼児が風邪を引いた後などに斜頚位をとることがあります。
上記以外に考慮すべき疾患
帯状疱疹