新着情報
NEWS

ナイアシンフラッシュと美肌について

みなさんこんにちは🤗

 

久留米の森山整形外科、看護師の梶山です😆

 

今回はナイアシンフラッシュと美肌についてのお話です😊

ナイアシン(ビタミンB3)とは、ビタミンB群のひとつで、美肌成分の中でもパワフルな抗炎症作用を持ち、他にも美白効果やシワの改善などにも期待されているビタミンです😳✨

 

ナイアシンが美肌に対してどのように効くかというと…

①ニキビ肌を改善する

皮脂をコントロールする働きがあり、ベタつきやテカリが気になるオイリー肌や混合肌に非常におすすめです🌈🤗また、菌の繁殖を抑える働きもあり、肌荒れを防いでくれます🌼

 

②肌のバリア機能を高める

バリア機能が健やかに保たれていると外部の刺激から守られ、内側の水分が蒸散するのを防ぐことができます🌞また肌に潤いを与えるセラミドの生成を促す働きもあるので、乾燥しやすい肌にもピッタリです🙆🏻‍♀️💓

 

③肌にハリを与える

エイジングケアにも有効で、肌を整えてシワを改善するのに役立ちます🌟😚

 

④明るく透明感のある肌に導く

シミの原因となるメラニンの生成を抑えるだけでなく、肌を明るくする効果も期待できます🤍🐻‍❄️また、抗炎症作用もあるのでニキビ跡や色素沈着の改善にも効果的です❤️‍🔥

 

ナイアシンフラッシュの症状としては、末梢の血流が増加し、体内のヒスタミンが放出されるため一時的な顔面紅潮、ほてり、かゆみ等が出る方がいらっしゃいますが数時間で元に戻ります😌また、末梢の血流が良くなるため、指趾末梢が温かくなり、神経症状の改善もまれにみられることがあります💁🏻‍♀️🌈

 

このように、様々な美肌効果が期待できる『ナイアシン』。

明るく健やかな美肌になるためにも、ぜひナイアシンをお試しください🥺💕

以下にまとめてみます↓

ナイアシンとは?

・水溶性のビタミンB3

・欠乏すると発疹、口や腸管の炎症、精神異常(統合失調症様症状、うつ症状)がでることが知られています

・他のビタミンB群も充足していると、体内でもトリプトファンから合成することができるが、少なくなっているといわれています。

・腸内細菌叢が生成する

・たばこのニコチンとは全く別もの

・植物性のニコチン酸、動物性のニコチンアミドがある

・NAD+,NADP+として電子伝達系の運び屋(抗酸化物質)として補酵素で働く

・DNAの修復、合成に必要な酵素を助ける

 

ナイアシンの働きって?

・脂肪、糖、タンパク質代謝すべてにかかわっています。代謝がうまくいかないと摂取したカロリー源は脂質として蓄積されます。B3以外にもビタミンB群として皮脂のコントロール、皮膚の構成必要なたんぱく質の利用があり、不足すると美肌を作ることができません。セラミドの生成にも関与し、保湿を高めます。美白にも関与しており、メラニン生成を抑制します。

・すべての脳内伝達物質の合成に関与しています。

・コレステロール値、TGの調整

・脱水素酵素の補酵素(水素を取り出す、例えば乳酸をピルビン酸に変える)

 

ナイアシンの必要量は?

・個人差が大きいが、100~1000㎎は必要(ホッファー博士)

・当院では経験上、個人差はありますが300~500mg/日を推奨しています。

 

ナイアシンフラッシュとは

・個人差が大きいですがおおよそ100㎎程度のニコチン酸で紅潮がでます。皮膚のランゲルンハンス細胞、角化細胞内でアラキドン酸放出、COXによるPGE2放出、脂肪細胞のヒスタミン遊離による血管拡張。

・約1時間程度で消失し、悪いことではありませんがかゆみを伴い不快に感じる人が多いです。また空腹時に飲むと気分不良になる方がいます。ただ、継続すると耐性がつきます。苦手な方はアミドから開始することを推奨します。

・アミド(活性型)ではフラッシュを起こさないが、効果が弱くなる

ナイアシンの副作用は?

・量が多すぎると採血でAST,ALTの上昇が出ることがある。吐き気、嘔吐、下痢、便秘。まだ研究段階で結論は出ていないようです。

0942-30-1625 LINE