肩の痛みで悩んでいる方は多いですが、「この痛みは放っておいて大丈夫?」「何科を受診すればいいの?」と迷うこともあるのではないでしょうか?今回は、久留米の肩関節専門医 森山弘朗医師 が、患者さんからよくいただく質問にお答えします!
Q1. 肩が痛いのですが、しばらく様子を見てもいいですか?
A. 2週間以上痛みが続く場合は受診をおすすめします!
肩の痛みは、筋肉の疲労や一時的な炎症が原因で起こることもありますが、2週間以上続く場合は何らかの異常が考えられます。特に、腕を上げると痛い、夜間に痛みで目が覚める、力が入りにくいといった症状がある場合は、腱板損傷や五十肩の可能性があります。早めに整形外科で診察を受けましょう
Q2. 肩こりと五十肩の違いは何ですか?
A. 「動かせるかどうか」が大きな違いです!
肩こりは、筋肉の緊張や姿勢、栄養学的な異常などが原因で、電気治療やリハビリ、注射等で軽減することが多いです。
一方、五十肩(肩関節周囲炎)は、肩関節の炎症によって痛みと動きの制限が起こる疾患です。
五十肩は、適切なリハビリや治療をしないと、関節の動きが悪くなり、日常生活に支障をきたすことがあります。気になる場合は、早めの診察をおすすめします!
Q3. 「腱板断裂」とはどんな病気ですか?
A. 肩のインナーマッスル(腱板)が切れる病気です。
腱板は、肩を安定させ、スムーズに動かすための筋肉の集合体です。この腱板が切れると、腕を上げると痛い、力が入らない、夜間痛がある などの症状が出ます。
原因
✅ 加齢による変性(40歳以上で徐々に進行することが多い)
✅ 転倒やスポーツでの外傷
治療法
軽度のものから大きく切れている場合まであります。保存療法が基本になりますが、中には手術が必要になることもあります。当院では、手術が必要と判断した場合、森山弘朗医師が執刀し、術後は当クリニックで責任をもってフォローしていきます。
Q4. 肩が痛いときにやってはいけないことは?
A. 無理に動かしすぎること、自己判断でストレッチを続けること!
肩の痛みがあると「ストレッチをすればよくなるかも?」と思いがちですが、状態によっては逆効果になることがあります。
⚠️ やってはいけないこと
❌ 強引に腕を回したり、無理にストレッチする
❌ 自己判断で湿布やマッサージを続ける
❌ 痛みがあるのに放置する
肩の状態によって適切な治療法が異なるため、専門医に相談してからリハビリを始めることが重要です。当院では、肩関節の専門知識を持ったリハビリスタッフが最適な運動療法を指導します。
Q5. どのタイミングで整形外科を受診すればいいですか?
A. 次のような症状がある場合は、早めの受診をおすすめします!
✅ 2週間以上肩の痛みが続いている
✅ 夜、痛みで目が覚める
✅ 腕を上げたり、後ろに回したりすると痛い
✅ 力が入らず、物を持ち上げにくい
✅ 「ゴリッ」「バキッ」といった音がする
これらの症状がある場合、腱板損傷や五十肩の可能性があります。当院では、肩関節専門の森山弘朗医師が診察し、患者さんの状態に合わせた適切な治療を行います。
森山弘朗医師の診察は、毎週火曜日と第1・3・5土曜日に行っており、予約は不要です。
まとめ
肩の痛みは放置すると悪化することがあります。「まだ大丈夫」と思わず、気になる症状があれば早めに受診しましょう!
当院では、肩関節の専門医が診察し、保存療法から手術後のリハビリまで一貫してサポートしています。
肩のことでお悩みの方は、お気軽にご相談ください!