こんにちは!森山整形外科院のNs松藤です🤗✨
今日は老化を加速させてしまうAGEについてお話させて頂きます‼️
AGEとは、タンパク質が『糖化』してできた最終産物です。糖化とは、タンパク質に糖がくっついてタンパク質の機能を奪ったものです。
みなさんよく知られているヘモグロビンA1cは糖がくっついて働けなかったヘモグロビンの割合ですよ!
骨粗鬆症では、骨の鉄筋にあたるコラーゲンに糖化されるとボロボロになったのがペントシジンです。
揚げ物などは小麦粉やパン粉を油で加熱し、こんがりきつね色に揚がりますね。
このきつね色のいかにも美味しそうな食べ物、これがAGEで最末糖化産物と呼ばれるものです👈
このAGEが皮膚に溜まっていくと、コラーゲンのプリプリ感が損なわれ、肌はハリを失いたるみやしわの原因となります😭
さらに、AGEが身体のいたらところにたまってくると、動脈硬化やアルツハイマー病、ガンや骨粗鬆症になりやすくなることも知られています。
AGEが含まれているかどうかの見分け方は美味しそうな茶色の焼き色の食べ物です🍗
揚げ物だけではなく、小麦粉、卵、牛乳、砂糖を混ぜてフライパンでこんがり焼いたホットケーキもAGEの代表食品です🥞
また焼肉やステーキもAGEがたくさん入っている食べ物です。こうした食べ物が口から入ると体内に蓄積されていきます。
AGEが溜まることで、シワが増え、髪はパサパサ、関節も痛くなる、つまり見るからに老けた状態になっていきます🥺
AGEを体内に溜めないためには、なるべく体内でAGEが作られないようにすることです。
血糖値が高い状態が長時間続くと危険です!
果物だったらいいでしょうとお考えのかたもいらっしゃいますが、果物に含まれる果糖はブドウ糖の10〜500倍も糖化を促進し、危険ですよ🍊🍎
体内でAGEを作らない食べ方を紹介します!
①食物繊維の多い食品から食べる
②よく噛んでゆっくり食べる
③甘味のない飲み物を飲む
AGE食品ワースト5
1位 カルボナーラ
2位 サーロインステーキ
3位 ミックスピザ
4位 シーフードピザ
5位 カツカレー
AGEは素材より調理の仕方に気をつけてください
⭕️生→蒸す・茹でる→煮る→炒める→焼く→揚げる
この順番でAGEは増えていきます。
特に
1.電子レンジでの加熱(特に10分以上の加熱、電子レンジ調理したものの再加熱)
2.揚げ物を炒める料理(酢豚などの中華料理)
3.二度揚げ
4.肉や魚、炭水化物を焦げ付けさせる
5.長時間高温で加熱したレトルト食品を多用すること
6.オーブン、圧力鍋での調理も高温調理になるため注意
和食は低AGEの代表料理です🥢
野菜を中心にした煮物、魚を生のまま食べるお刺身、冷奴に味噌汁、お肉ならしゃぶしゃぶのほうがステーキやカツよりもずっとAGEが少なくなります🌈
みなさん食べ物に気を付けて、若々しい身体を保ちましょう🤗✨