体調が悪いのに健康診断では異常なしと言われた。それでもやっぱり調子が悪いという方は多くいらっしゃいます。ただ検査で異常がないためどこへ行っても相手にされず、行くところがないとなってしまう方々です。そんなお悩みをお持ちの患者さんは、とても多く来院されます。

検査をしたのに原因が不明といわれる体の不調は、栄養障害が関係している場合が多いです。自然界には存在しない「薬」だけに頼らず、適切な食事や医療用サプリメント、点滴療法の栄養素で体のバランスを細胞のレベルから整えることで、治療、予防をしていきます。

オーソモレキュラー療法は「分子整合栄養医学」とも称される新しい治療です。最近では多くに認知され、診療にも取り入れられ、成果を出しています。ノーベル賞受賞者の生化学者ライナス、ポーリング博士が唱え、A・ホッファー博士とA・Wソウル博士がけん引してきた栄養療法です。

子供から高齢者まで、年齢や性別に関係なく、不調の原因を根源から詮索し、予防し、未然に病気になること防ぐ、また自らの力で回復ができるようになるための治療法です。全ての人間の全ての「細胞」は日々飲んだり食べたりする物の「栄養」から作られているのです。

確かに痛みや病気やケガの治療のために「薬」は必要です。しかし、薬は人工的に作られた物なので、本来であれば自然界で起こりえないような化学反応を体内に起こします。良いこともあれば副作用と言われる望まない反応もあります。

オーソモレキュラー栄養療法は、私たちの体に元から存在する栄養を調べ、不足を捉えて補ったり、いくつかの特定の栄養素を高容量で摂取することにより、本来の正常な働きを取り戻す、新しい治療法です。薬ではその効果中に症状を抑えていただけで、原因が取り除けなかったような症状でも、にオーソモレキュラー医学を組み合わせると改善が見られるケースを多く診ています。

人間ドックや健康診断で「異常なし」にもかかわらず、以下のような症状を抱えていませんか？

検査で見つからない体の異常には、栄養障害が関係している可能性があります。

体質や性格、遺伝のせいだと思ってあきらめる前に、オーソモレキュラー栄養療法をご検討ください。症状を一時的に抑えるだけの対症療法ではなく、本質的な体質改善に取り組んでみましょう。